辞話§アンドリス・ネルソンスがキャンセル

アンドリス・ネルソンスが今年のバイロイト音楽祭をキャンセルし、
既に“緑の丘”から去っていったというニュースが飛び込んできたの
は7月1日の早朝である。

7月25日の初日には新演出の『パルジファル』を振ることになってい
たのだが、何ともな事態になってしまったようだ。既にして初日まで
20日と、3週間を切ってしまった。

乏しい語学力でいくつかの新聞報道をチェックしてみたところ、音楽
祭の音楽監督の任にあるクリスティアン・ティーレマンがリハーサル
段階からあれやこれやとちょっかいを出していたようで、それに嫌気
のさしたネルソンスが降板したとあるが、さて真相はどうだろうか。

それにしても、リハーサルしている横で第三者がああだこうだと口を
出すのはルール違反だし、そもそも降る予定の指揮者自身のプランが
あるわけだから大きなお世話なのである。

↓左がキャンセルしたネルソンス。右がティーレマン
画像

この記事の見出しには“指揮者のいないパルジファル”とあって、こ
の短期間で音楽祭当局が新しい指揮者を見つけられるかどうかという
完全に瀬戸際ではないか。

この手のキャンセルはそうそうあるわけではないが、時には今回のよ
うなこともあって、ある意味ではスキャンダラスなマスコミ報道とな
って広まっていくのだ。

《憬話§我々の“バイロイト音楽祭”2008.08》

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