英話§イギリスのEU離脱~その後~

国民投票から2週間。イギリスのEU離脱“その後”である。離脱が
決まってこのかた、祝賀ムードもどこかへとすっ飛んでしまい、今は
“Bregret”という言葉が蔓延している。“Britain”と、後悔を意味
する“Regret”との合成語である。

さらにEU離脱を主導した政治家が、離脱によるメリットが嘘であっ
たことを認める発言を行ったのだ。そんな中にあって、離脱派急先鋒
だった保守党下院議員で前ロンドン市長ボリス・ジョンソンが、首相
辞任を表明したキャメロンの後を決める首相選に出馬しないというこ
とを明らかにした。

そして、もう一人の急先鋒だったナイジェル・ファラージュがイギリ
ス独立党党首を辞任したのだ。

外から見る限りにおいてだが、どう贔屓目に見ても“無責任”の謗り
から免れることはできないと思われる……散々に煽るだけ煽っておき
ながらの敵前逃亡であるとしか見えないではないか。

というわけで、キャメロンは再投票はしないと断言していた国民投票
やり直しが行われるかどうかということも不透明感が漂っている。

2日前のウォールストリート・ジャーナルに至っては、ブレグジット
は杞憂か?というタイトルで“英国がEU離脱手続きに踏み切らず、
結局は残留することになるとのシナリオが現実味を帯びてきた”とい
う記事を掲載しているのだ。

こうなると、いよいよ先々の不透明感は増すばかりで、こうなると人
間は冒険を行わず、様子見が増えて世間の様々な活動が停滞する可能
性は否定できないだろう。

【ひだまりのお話の原点】

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック