蕁話§老舗蕎麦屋が蕎麦アレルギーで

これは何とも切ない話である。東京内神田で百年を超えて営んでいた
老舗の蕎麦屋さんが一か月前に店を閉じた理由は、店主の蕎麦アレル
ギー悪化が理由なのだという。

軽いじんましん程度であれば、商売のために何とか踏ん張ったのかも
しれないが、最悪のケースであるアナフィラキシーショックになって
しまったら致命的である。特に蕎麦アレルギーは、一度発症したら治
ることは難しくて、それがゆえに老舗を閉店せざるを得なかったとは
何とも無念なことだっただろう。

他にも、小麦アレルギーでパン職人を断念した人がいたということも
聞いた。蕎麦もパンも、作業工程の中に素手を使うこともあるから、
あえてそれらを食べずに済ますことはできても、手作業をネグること
まではできない。

そうして、その人が天職と考えていることを諦めなくてはならないと
したら、どうにも釈然としない話である。

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