移話§鴻鴈来~七十二候~寒露

寒露の初候“鴻鴈来(こうがんきたる)”である。

JR南武線へと乗り換える京王相模原線の駅舎の中でツバメが営巣し
ていた。しかも器用なことに、カメラの上にというものなのである。

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8月初めのことだったが、巣からずいぶん大きくなった雛鳥が口を開
けて餌を待っているのが見えていた。

2週間前、9月最終土曜日にも通りかかったが、巣の中は空っぽでは
と思われ、南方に渡っていってしまったのではないかと思ったのだ。

そうして“鴻鴈来”という言葉のとおりに、越冬する渡り鳥がやって
来て、季節が移ろっていくのである。

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