爪話§フォークギターを弾いていた頃

大学生の頃までフォークギターをいじっていた……ほんの数年のこと
である。

フォークソングを歌いながら弾くのに、コードはすぐに覚えてしまっ
たが、もちろんそれだけでは物足りず、誰もがするように、オリジナ
ルのギター伴奏のコピーを試みたのだ。

ターゲットにしたのは、日本では小室等や吉田拓郎、アメリカだった
らサイモンとガーファンクルの演奏などである。

拓郎だったらLPバージョンの『旅の宿』とか『硝子の言葉』といっ
たあたりを。小室等は『出発の歌』を何とかコピーしたが、左手のフ
ィンガリングがなかなかにハードルが高くて、バシっと決まってくれ
ることが少なかった。右手はできても、左手はごまかせないのだ。

S&Gは、なかなかコピー難しくて『ミセス・ロビンソン』は完全に
お手上げで、何ちゃってでもコピーできたのは『四月になれば彼女は
(April come she will)』くらいだった。

その後、すっかりギターからは離れてしまったが、コードネームだけ
は頭の中に残っているようで、Cだったらこの和音、Amだったらこれ
だとイメージはいまだにできるのである。

それが何かの役に立つかと問われれば、特に何もと答えるしかなく、
せめてもう少しくらい楽典でもひもといて和声の基本くらいは覚えれ
ばよかったの思うのだ。

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