週話§土曜片々~週末が存在していた頃~

ところで今日は、三月大歌舞伎昼の部を観る。片岡仁左衛門の碇知盛
目当てなのだ。

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日々の仕事に追われ、週に3、4日の午前様や朝帰りなど常態だった
宮仕え時代は、土日2日間の到来が待ち遠しく楽しみだったことは、
言うを待たぬことであった。

5日間勤務の後、2日間の休日をどう過ごすか……とりわけ残業の多
かった20年前あたりだったら、土曜日の午前中は使いものにならず、
ゆっくりと起きだすところからがスタートである。

それで、平日に出かけられなかったクラシックのコンサートや歌舞伎
は土日にというのが月に何回か入っているので、それが週末感を強く
印象づけていたのだ。

そうしたリズムが日常を形づくっていた時代は終わって、今あるのは
第三者に邪魔されることのない“自分の時間”なのである。

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