決話§博打が下手過ぎな人

博打とかギャンブルの才能は備わっていないまま、人生の終盤戦を迎
えてしまった。手を出そうと思えば簡単にできるとは思うが、結局は
負けてもへこたれずに継続するパワーを持ち合わせてはいないのだ。

人並みだが“賭け麻雀”をしたことがあったのは高校時代のことだが
それも大負けして数百円のレベルだったし、もちろんそこまで負けた
ことはなかった。そして、高校卒業とともに同級生の雀友もバラバラ
になってしまい、卓を囲むチャンスはなくなってしまった。

その後やったギャンブルといえば、せいぜいパチンコしたくらいだが
これもまあほどほどで終わってしまった。会社では待ち時間が多くて
そんな持て余した時間があると、会社を抜け出して30分くらい遊んで
も、たまに数千円くらい勝つことはあったけれど、数年足らずで見切
りをつけた記憶で、当然ながら赤字である。

博才がないと思うのは、負けて金を損したくないという思いが強いこ
とからも明らかで、博打うちは博打に向かっていく力があるのだと思
うのだ。

勝つか負けるかを考えた時に、負けるだろうという思いが五分五分の
比率より多いような気がする。

ただし……というか、人生においては大博打を打っている。定年まで
勤めた会社に入れた時だが、その当時も“大学生の人気企業”として
倍率も半端なかったが、あーら不思議、内定に漕ぎつけてしまったの
だ。これこそまさにハイリスク・ハイリターン。まあ言ってみれば、
このことで、すべての博打運を使いきってしまったのかもしれない。

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