蘭話§旅はなお[27]同居人の知人と

[承前]

ミュンヘン滞在2日目、ちょっとした息抜きという感じで、同居人の
知り合いのバイエルン州在住の女性が会いに来たので一緒にランチ。
ドイツに暮らし始め、気がつけば四半世紀以上が経過しているのだ。

あらかじめ目星を付けていた、ガスタイクの中にある訳のわからぬイ
タリアン+エスニック風料理店に入ってのんびりとお喋りに興ずる。

予想どおりというか予想以上に食べ物はうまくないが、話ができる場
があればそれでよく、年に一度か二度の邂逅なので他愛はなけれど、
溜まりに溜まった話が展開されるのだ。そこには“日本語でお喋り”
という要素も大きいはずだ。

日常、顔を突き合わせ日本語でやり取りする機会はほとんどないから
それはそれ貴重な機会と言えるだろう。話をするのは、もっぱら女性
二人で、自分は時折ちょいと合いの手を入れるくらいのものである。

人心地ついたので、お茶でもと近くのカフェへ移動。合わせれば何だ
かんだと4時間くらいは一緒にいてお喋りを続けたのだ。
                            [続く]

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