愉話§呑藝春秋[47]とうとう一升酒は・・・・・・

[承前]

酒好きだし、そこそこ呑めるほうだが、一升瓶を空けたことはない。
いや、別に呑みたかったとか……そういうわけではないのだけれど。

“とりあえずビール”なしで、初手から日本酒を呑み始めても、まあ
コンスタントに三合程度を呑めばご機嫌になって、そこでおしまい。

一番呑めた時でも七勺徳利7本どまりだったから、五合にも届かなか
ったことになる。それに、その時は燗酒だったから、アルコール分も
飛んでいて、冷酒よりは割り引いて考えたほうがいいだろう。

最近は一升瓶を買うのも年に一度くらいなもので、たいてい四合瓶で
お茶を濁している。時に、ワインや発泡ワインなんかは調子に乗ると
1本空けてしまえるが、意外なことに似たような量の四合瓶を空ける
ことがないのは、ちょっと不思議である。

呑みやすさの問題なのかどうか、ワインボトルも日本酒四合瓶もほぼ
同じ量だから、ちょっとそのあたりの自分の嗜好のようなものはよく
わからない。

今でも、一升瓶を片手に胡坐をかいて、コップ酒をあおりながら、湯
豆腐などを食しつつ、気がつけば空になっていたなどという見果てぬ
夢を見ているのである。
                            [続く]

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