週話§日曜片々~21世紀の独立について~

カタルーニャはスペインの南東端フランスにも近く、バルセロナが州
都である。

独立心旺盛なカタルーニャは住民投票が過半数を制したことで先月、
独立宣言を行ったが、月末にはプッチダモン州首相がベルギーに“亡
命”したことで、何とも不透明な状況になってしまった。

当然ながらというか、スペインという国は住民投票も独立も無効であ
るとして圧力を強めていたのだ。

さてと考えたのは、とある一地域が、どうしたら属している国家から
独立することができるだろうということである。おそらくどこの国で
あってもその憲法や法律、その他の規定の中に独立に関する条項など
存在などしていないだろう。

「規定が存在しておらず、独立することはできません。おしまい」で
片づけられれば世話はないが、一方に独立を画策している地域がある
ことも事実である。もちろん、あちこちでむやみに独立などされたら
秩序が無意味なものになってしまうことは否めない。

というわけで“21世紀における独立”なるものに関して頭を巡らして
みたが、何も妙案は浮かんでなどこなかった。21世紀にあって、様々
な要素が複雑に絡み合う近代国家の一部が、そうした問題をクリアし
て独立を可能とするには何が必要とされるのだろう。

ずいぶん昔に、アメリカのテキサス州の規定には、独立条項が存在し
ていて、何かあったらアメリカ合衆国から独立できると聞いたことが
あるのだが、ざっと調べてみたところ、19世紀の時点で無効とされて
しまったようだ。

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