逃話§敬遠申告制に反対する~野球~

まずもって日本のプロ野球で年間にどれほどの敬遠が行われているか
データが見つからないでいる。ちなみに2017年のセリーグについて、
一試合1チームあたりの四球(死球除く)は3.1個だった。

ということは、一試合に行われる敬遠は1回あるかないかであろう。
そこから単純に考えるならば、そこで短縮される時間など、せいぜい
1分ていどでしかないだろう。試合時間を短縮したいと目論むのであ
れば、もっと違うことを考える必要があるのではないか。

あるいは申告敬遠には、別の何かがあるのかとも勘繰ってもみたが、
悪しき合理化であるとしか考えられなかったのである。

四球だったらボールを4回投げてこその野球ではないかと考えるもの
である。その間に、ピッチャーがワイルドピッチをするかもしれない
し、キャッチャーがパスボールをするかもしれない。さらに虎視眈々
と甘い敬遠球を打ち返そうと狙っているバッターだっているではない
か。

そうした何かをすべて排除してまで、ボールを投げずに敬遠を成立さ
せようとする貧しい発想がまずもって今だ理解できないでいるのだ。
そして、このような考え方が野球そのものの本質を破壊していること
に気づくべきである。

《野球のトピックス一覧》

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック