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zoom RSS 蕩話§二月大歌舞伎夜の部〜仁左玉七段目〜

<<   作成日時 : 2018/02/05 00:01   >>

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二月大歌舞伎も引き続き高麗屋三代襲名披露興行である。今月も夜の
部のみの観劇となった。しかも初日観劇というのは、過去にあったか
どうか。

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一本目『熊谷陣屋』は新・幸四郎以外はベテランで固めての舞台……
魁春の相模、雀右衛門の藤の方、菊五郎の義経、左團次の弥陀六であ
る。

幸四郎の最初は、口跡が定まらずどうなることかと思ったが、徐々に
落ち着きを取り戻し、無難に初日を終わらせたが全体的に見るならば
焦点が定まらなかったように感じた。日を追うごとにピントが合って
いくと期待しておく。

二本目に芝居前『壽三代歌舞伎賑』が幹部役者以下勢揃いの舞台は、
賑やかなものだったが、後半の口上に移る直前に、誰かが言うべき台
詞を忘れて、俳優祭のようなグズグズ舞台になったのは御愛嬌で、初
日のことだしと何となく予想していたことである。

さて、奇数日と偶数日で配役が変わる仮名手本忠臣蔵七段目『祇園一
力茶屋の場』は、奇数日が玉三郎のお軽に仁左衛門の寺岡平右衛門、
偶数日が菊之助のお軽、海老蔵の寺岡平右衛門という組み合わせだが
当然というか奇数日は歌舞伎会会員優先発売の間に完売……主役の白
鸚そっちのけのチケット争奪戦となってしまった。

というわけで、このエントリーでも主役そっちのけでお軽と平右衛門
について語る。初日から二人の息は先刻承知とばかりに全開で仁左玉
ワールドが繰り広げられて、客席は二人の舞台にすっかり引き込まれ
ていることがわかるのだ……何という濃厚な世界なのだろうか。

二人の場面だけでチケット代の五分の四はいってしまうのだ……残る
五分の一は芝居前のグズグズ舞台と、それを観ての客席の大笑いで、
白鸚の由良之助はいよいよ口跡が残念なものになってしまっていた。
同居人曰く「ひょっとして腹で支えきれなくなっているのでは?」と
いう見立てだが。力弥は新・染五郎で、37年前が初代白鸚と七代目染
五郎の組み合わせだったのと同じく、祖父と孫の顔合わせとなった。

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二月襲名披露興行の祝幕は草間彌生の手になるもので、左下に作者の
名前はあるものの、肝腎の三代役者名はなく、一目見て度肝を抜かれ
たのだった。下が一月の祝幕で、こっちはどうってことのないもの。

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