困話§必要な人の耳には~劇場にて~

様々な劇場、コンサートホールの開演前には“上演中の注意事項”が
アナウンスされるのは日本的な風景である。ちなみにオーストリアや
ドイツのオペレーターやコンサートホールでは、聞いた記憶がない。

曰く……携帯電話の電源を切る、会場内での飲食は禁止、会場内での
写真撮影、録画、録音は禁止、座席の背から離れて前のめりで観ない
事。などなど、多岐にわたって事細かくアナウンスされるのである。

ところが公演が始まってみると、携帯電話の着信音が鳴り響いたり、
前のめりで観たりして後ろの人の邪魔になっていることに気づかない
人が少なからずいるのだ。

まずもって、アナウンスの類が耳に入らないと思われる人たち、それ
から当事者意識が欠如しているであろう人たちである。

特に“前のめり”については、自分が前にのめっているという自覚の
ない人がいるようで、劇場によっては係員が注意することがあるけれ
ど、注意されてもそれがどういう意味か理解できない人もいるのだ。

95%以上のお客さんは、当然ながらそうしたマナーを普通に守ってい
るのだが、ごくごく何人かという人たちによって、劇場内の雰囲気が
台無しにされてしまうのである。

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