継話§蓮始開~七十二候~小暑
小暑の次候“蓮始開(はすはじめてひらく)”である。
2泊の尾瀬山行などはあっという間で、今日は尾瀬沼東岸に沿って歩
き、三平峠から大清水に下りて戸倉までバスに乗り、駐車場の車をピ
ックアップして帰る。
尾瀬ヶ原や尾瀬沼の標高はおよそ1500m前後だから、東京あたりと比
べて気温は常に10度ほど低い。大学の4年間の夏休みを尾瀬の山小屋
アルバイトで過ごしたわけだが、おかげで2か月間は夏の暑さ知らず
で快適な日々だった。
ところが、アルバイトを終えて下山する時に驚いたのは、バスで上越
線の沼田駅に着いた時である。まだ沼田のあたりは9月初めでも夏の
暑さだが、汗が出ない……体中の汗腺が夏休み状態で閉じてしまって
いたのだ。
これには困った。体の中に熱気がこもって抜けてくれず、下山して数
日は何とも気怠い気分のままに過ごしていたのだ。
今日の候は“蓮始開”だが、尾瀬ヶ原の池塘には、既にヒツジグサの
花が開いていた。
《七十二候のトピックス一覧》
2泊の尾瀬山行などはあっという間で、今日は尾瀬沼東岸に沿って歩
き、三平峠から大清水に下りて戸倉までバスに乗り、駐車場の車をピ
ックアップして帰る。
尾瀬ヶ原や尾瀬沼の標高はおよそ1500m前後だから、東京あたりと比
べて気温は常に10度ほど低い。大学の4年間の夏休みを尾瀬の山小屋
アルバイトで過ごしたわけだが、おかげで2か月間は夏の暑さ知らず
で快適な日々だった。
ところが、アルバイトを終えて下山する時に驚いたのは、バスで上越
線の沼田駅に着いた時である。まだ沼田のあたりは9月初めでも夏の
暑さだが、汗が出ない……体中の汗腺が夏休み状態で閉じてしまって
いたのだ。
これには困った。体の中に熱気がこもって抜けてくれず、下山して数
日は何とも気怠い気分のままに過ごしていたのだ。
今日の候は“蓮始開”だが、尾瀬ヶ原の池塘には、既にヒツジグサの
花が開いていた。
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