継話§土潤溽暑~七十二候~大暑

大暑の次候“土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)”である。

土潤溽暑という文字を見て、小学生の夏休みに歩いた田舎道のことを
思い出していた。

舗装などされていない道の先にはかげろうがゆらめいて、少し平らな
あたりには逃げ水を見ることができて、そんな暑さの中を先の先まで
延々と歩いていたのだ。

その先には、農業を営んでいる(たぶん)遠い親戚の家があり、そこへ
たどり着くと、井戸水で冷やした採れたてのスイカにありつけること
ができたのである。

それを目あてに親に連れられて夏休みの間に何回か通っていたわけだ
が、本来の目的が何だったのか……今もってわからないままである。

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