知話§エトランゼ~あくまでも異邦人~

海外を旅する我々は“異邦人”である。それ以上でもないし、それ以
下でもない。まさに一過性の旅行者に過ぎない。日本の日常では体験
できない“何か”を求め、その人の好奇心や興味のままに旅をする。

そんな我々は、そこに住む人たちからは眼に見えない存在でしかなく
もちろん突出してあることなど慎まなくてはならないのはもちろんの
ことだ。

たぶんずうっとそんなスタンスで旅行をしてきたはずだと思いたい。
日常を生きている人の邪魔はしたくないのである。

だが、そうしたけじめとしての境界線が時折だが薄まることがある。
そこに生きている人たちが、ごくごく稀に心を開くことがあるのだ。

おそらく、我々のことを害がないと判断してのことだろうと思うが、
旅行をしていてよかったと思うのは、まさにそんな時である。いつも
謙虚に旅をしたいと思っていて、そのことを感じてもらえた時には、
そんな瞬間が訪れるのだと思っている。

そんなコツのようなものを覚えたのは、ここ20年くらいのことではな
いだろうか……それほど難しいことではない。笑顔と挨拶の言葉、そ
して感謝の言葉を忘れずに……なのだ。

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