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zoom RSS 差話§出汁(だし)なる概念

<<   作成日時 : 2018/09/26 00:01   >>

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日本人以外に“出汁(だし)”と似たような概念を持つ人々がどれほど
存在しているのかと思う。

西洋料理におけるスープだって、当然のことながら様々な具材を丁寧
に煮込んで作られるわけだが、そうした旨味が欧米の人たちにとって
どのように感じられているのだろうかと。

ずいぶん前に、イギリスの料理番組で料理家が味噌汁を作ると言って
作ったのが、熱湯に味噌を溶かしただけのものだったのを見ていて、
この料理家が日本に旅行したことがあって、日本で味噌汁を飲んだ時
に、出汁の存在に気づかなかったのだろうと想像したが、あながち間
違った見立てではなかっただろうと思っている。

あのテレビがもう10年以上も前の番組だったが、さすがにここまで時
間が経ったことで、少しは出汁の概念が広がりつつあるのではと思う
けれど、まだまだ彼の国に旅行して見回すと珍妙な日本料理が存在し
ているのだ。

ミュンヘンの大きな書店に入ると、必ず料理本のコーナーに行くこと
にしていて、そうすると日本料理に関する本が10冊くらいは並んでい
る。日本人が執筆したり監修したりしている本もあるが、中には日本
人抜きで出版された日本料理本もあって、その不可思議な写真に対し
て、どう突っ込みを入れればと考え込んでしまう。

レシピなどを読まずとも、食器遣いや、料理そのものと盛り付け方を
見ているだけで、我々の考える日本料理とは違うことがすぐわかる。

そうした人たちに“正しい日本料理”なるものをどのように講釈した
ら理解してもらえるものかと……町場のスーパーで買ってきた何ちゃ
ってな巻き寿司を口にしながら首を傾げてしまうのだ。

ちなみに、ヨーロッパにおいては米に対して主食なる概念は皆無で、
単なる野菜の一つに過ぎず、酢飯で作られる(はずの)寿司は、言わば
サラダ的な存在として認知されていると考えられるのである。

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