沈話§日没時刻は早くなったけれど

昨日から日没時刻が遅くなり始めた。わずか1分ではあるが、春へと
転じたということである。

東京の日没が最も早まったのは先月末からで16時28分。16時を過ぎる
と夜へとまっしぐらと感じられてしまう。ちょっと前までは、そんな
早い日暮れが残念でならなかったのだが、なぜか今年はあまり残念な
こととは思うことがなかった。

なぜ残念だと思わなかったのだろうか……そのあたりは不思議な感情
だと感じてしまう。

思い当たることとしては、日没時刻が最も早くなっても、16時半を過
ぎてなお、名残の日が少しばかり明るさを留めてくれるようだったと
そうであることに気がついた。

そこに“ここまで来れば、後は遅くなっていく”というポジティブな
考え方がプラスされたようで、早い日没を残念だと感じなくても済ん
だような今年の11月末から12月上旬だったのである。

来年もまた同じ感情を持つものかどうか、それはわからない。ある人
は「夏至の日を迎えると、先々どんどん日が短くなってしまう」と、
早々と嘆いていたが、それはあまりにも拙速なことだと思いつつも、
そんな考え方も存在するのだなと、同情半分で聞いていたのだった。

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