変話§麦秋至~七十二候~小満

小満の末候“麦秋至(むぎのときいたる)”である。

小満も末候となった。

年間の麦の生産量が日本国内のベスト10という県で生まれ育ったが、
それにしては麦が実ってという風景を見た記憶がほとんどないのだ。

まあ“田舎の街中の子”だったから、田畑を見ようとしたら、街から
郊外に出なくてはならず、そうそうそこまで出かける機会も多くはな
かったから無理もなかろう。

それでもたぶん、麦が実った風景を見ていないわけはないはずだが、
小学生くらいの時には単なる草っ原としか見えなかったのだろうか。

長じて、麦畑を見ることがあったその時は“完成品”であるビールの
姿が眼に浮かんできた……どうにも不届き者である。

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