消話§そして夏休みたけなわ

少なからぬ会社が盆の夏休みに入ったはずだ。

古巣の会社は、社員全員が一斉に休むなどということはできなかった
ので6月から10月の間に各自が都合のいい時に取ればいいといことに
決まっていて、それはある意味合理的だったのである。

だから、今だに盆休みに固執し続けて、鉄道や飛行機の混雑、道路の
渋滞といった、非効率的な状況を改善させることなく続けている日本
という国に、実は“カイゼン”という言葉は存在し得ないのではない
かとすら考えてしまう。

もちろん、お盆に休みたい人は、そうした家庭的な事情があるだろう
から休めばいいが、わざわざ盆に休む必要のない人は、自分が休みた
い時に休めばいいだけの話なのである。

そうした一斉休みすることで、あたかも効率的であるかのように見せ
かけているが、旧弊なシステムを変えることを躊躇しているだけで、
いよいよ非効率な状況が現出していることに目を背け続けていて、結
果として状況が好転することはないのだ。

ないものねだりをしていると言われるだろうが、ドイツあたりの休暇
の取り方をつぶさに見ている人間にしてみれば、相も変わらずちまち
まとした休みかたでしかないなあと思ってしまう。あ、もちろんヨー
ロッパにおける休暇でも、道路は渋滞するし、飛行機のチェックイン
カウンターがカオスになることは珍しくもないことだけれど。

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