闘話§ブレディスローカップ@国立<中>

[承前]

両国国歌などのオープニングセレモニーが一通り終わったところで、
オールブラックスおなじみの“ハカ(ウォークライ)”が始まる。我々
からは――はるか遠く――ほぼ正面で行なわれる彼らの儀式。手前側
センターライン越しには、闘志を漲らせつつあるワラビーズの面々の
巨大な背中。

↓オールブラックスの“ハカ”をこの眼で見ることができるとは
画像

そしてキックオフ。……何というスピードと展開だろうか。双眼鏡で
見ていたら、いきなりボールを見失ってしまったのだ。パスのスピー
ドとかラインを形成する選手間の距離などが、日本のトップリーグや
大学ラグビーとは比較にならない次元なのだ。だから、双眼鏡と裸眼
との切り換えには気を遣わされた。

とにかく離合集散の目まぐるしいことが最大の驚き。両チームの選手
をきちんと把握しているわけではないし、おまけにプレイしている場
所は遠いので、誰がどうだということはいえる状況ではなかったが、
双眼鏡で見た限り、プレイする人間の一人一人が、何をするべきかを
自覚してひたむきなプレイに徹しているということは理解できた。

そして、プレイが中断してから再開するまでの時間が早いのだ。気が
つくとラインアウトからボールが回り始めていて、とっくに双眼鏡の
視界から消えていたということもあった。そんな様子を見ていると、
トップリーグレベルですら緩慢としか思えないくらいである。しかも
そういう彼らの体格はといえば100kgを軽々と超え、身長190cm
を超える選手もごろごろいる。

もちろん彼らとてミスや反則を犯さないわけではない。あっさりとボ
ールを前に落としてノックオンになるかという寸前に、ボールを蹴っ
て前進させ局面を有利に展開させてしまうこともあったりした。

↓ハカの文句がプリントされたTシャツ
画像

                            [続く]

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