共話§待降節独墺旅[24]バレエを観る

[承前]

ドレスデンから戻ってきて、同じホテルに再びチェックイン。どうも
再予約が通っていなかったらしく、あわてて用意された部屋は、お値
段は高いものの無駄に広いスペースという……料金は最初に予約した
通りではあったが。

チェックインしたのが15時過ぎ、着いたばかりで慌しいといえば慌し
い中を、今回の旅行で一回だけのベルリン・ドイツ・オパー訪問であ
る。オペラではなく『雪の女王』というバレエ公演である。

クリスマスの時期は『くるみ割り人形』とか、オペラだと『ヘンゼル
とグレーテル』という子供向けの舞台上演が増えてくるが、この『雪
の女王』もまた、アンデルセンの童話に拠る子供のためのバレエなの
だ。

既にしてすっかりストーリーも忘れてしまっている。興味のある人は
こちらのページを参照。

それで、ベルリン・ドイツ・オパーの印象ということになってしまう
が、正直なところがっかりしたというのが本音。モダンな建物は逆に
寒々しく、1960年代にベームなどが活躍していたというのは過去のも
のになってしまったということを実感したのみである。

後年、オペラを2回ほど観る機会があったが、客席の寒々しさは如何
ともしがたく、監督にバレンボイムを起用した国立歌劇場の華やかな
元気さと比べて地盤沈下は否めなかったのだ。

ベルリン滞在も3日を残し、翌日からは『ジークフリート』と『神々
の黄昏』が一日置きに上演されるのである。
                            [続く]

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