闘話§大相撲初場所千秋楽~優勝決定戦~

千秋楽の国技館に着いたのは13時前。もちろんチケットは売り切れで
満員札止めの盛況。頃合いもよく、席に座る前に地下の大広間で1杯
250円のちゃんこをいただく……八角部屋の味噌ちゃんこでした。

発売と同時にゲットした椅子席の場所は正面3列目。土俵をやや左に
見ることにはなるが、これまで座った椅子席の中では一番の眺め……
我々の前列に座る老人2名は相撲そっちのけで酒盛之圖、最後は立て
なくなるくらいまでで、どれほど呑んでいたのかと。

↓カラー写真ではなく、絵の具で着色しているんですよ
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上の写真は昨年の九月場所と十一月場所の優勝額だが、白黒写真に手
作業で彩色を施しての優勝額は、この2枚が最後となる。これまでに
350枚の優勝額に色を付けてきた彩色家の佐藤寿々江さんが引退。
初場所の優勝額からはデジタル写真が使われるのだ。

↓物言いでござる
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さて三段目から観始めた取組は、何度かの物言いと、1分を超える大
相撲も何番かありで、幕内取組が始まる頃には満足の態なのだった。
だが、そんな満足は結びの一番と優勝決定戦の相撲2番によって、単
なる前菜に過ぎなかったと思い知らされる。

本割で白鵬の相撲は万全さとは程遠い、観ていて何かがおかしいと思
っているうち、鶴竜に寄り倒されてしまった。もちろん国技館内のテ
ンションは一気に上がり、優勝決定戦へと興味が移っていった。

そして14勝1敗同士の対戦は、短いインターバルの間に軌道修正して
きた白鵬が危なげなく勝利を手にした、28歳で28回目の優勝である。

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表彰式が始まったのが17時50分過ぎ。賜杯、総理大臣杯授与のあとに
放送時間を延長したかどうかなNHKの優勝力士インタビューが行わ
れた後は、おなじみの表彰が続いた。珍しいと思ったのは、日仏友好
杯の副賞が、高級菓子で有名な“ピエール・エルメ”のマカロン詰合
わせというものだが、さて何個くらいの詰合わせだったのか。

↓かわいピンクのクッションではない!
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今場所、殊勲賞と技能賞の該当はなし。敢闘賞は若手ホープで今だに
髷が結えない遠藤が獲得した。来場所は番付がかなり上がって、横綱
との取組があるかもしれない。

↓遠藤も、来場所には髷が結えるだろうか
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本場所最後の最後は、新序出世力士と、若者頭、世話人、呼び出し、
親方による『出世力士手打式』が行われ、帰らずに残っていた観客と
もどもと三本締め、そして行司を胴上げしての『神送り』まで見届け
て国技館を後にした。

↓先は限りなく長いが、がむばれ!
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新宿に戻ったところで“予定通り”焼肉を食べて帰宅したが、どうも
スポーツ観戦の後は肉食になっているような気がしないでもない。

追記:正面席からは向正面の溜席がよく見える、テレビに映るという
ことを承知で座っている“有名人”を見かけるが、千秋楽では、長髪
にバンダナを巻いている数学者とジャグリングが得意な数学者が並ん
でいて、さらに去年の日本シリーズを制したチームの親会社社長……
それと成田屋の海老蔵が来ていた。新橋の初春花形歌舞伎もこの日が
千秋楽で昼の部公演で終わり、その足で国技館に来たようである。


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