籍話§バイロイト旧市街の書店が・・・・・・

ほとんど日本とは無関係の話であるが……バイロイト音楽祭で滞在し
ている間に、一回は立ち寄っていた書店が5月で閉店してしまった。
連日サイン会が行われて、音楽祭の期間中には日本人も多く集まる店
なので、閉店の情報もバイロイト詣の巡礼者発である。

↓BR24のページより
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このページによれば“経済的な理由”とのこと。閉店に驚いたのは、
言うまでもなくバイロイトの住民で「何とかして存続をさせたい」と
いう動きも広がっているらしい。

長く営まれた書店かと思っていたら、1980年に店を始めて、37年間の
営業だった。ドイツ語を読めるわけではないが、店に入って見回すと
何がなし店主の意志がはっきり見えるような品ぞろえと本の並べ方だ
と感じられ、同じバイロイトでもショッピングセンターの中のチェー
ン系大型書店とは一味も二味も違うと感じられた。

↓サイン会は別の会場で行われるようだ
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21世紀に入ってこのかた、国は違えど書物が売れなくなり、書店にと
って受難の時代であることに変わりはなく、それは出版社、それに読
者にとって切実な問題である。

それなりの書店に行き、棚を眺めて感じるのは、あまりにもおびただ
しい出版点数で、本選びの下手糞な我が身にとっては、ほとんど無駄
足を踏んでいるとしか思えない。

だが、この店のようにテーマ性を前面に出すことで一定の顧客はいた
ようだし、何とか存続する方向へと進んでくれることを願っている。
旅先で、行き慣れた場所がなくなっているのは何とも寂しいことなの
である。

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