乱話§蝉の秩序

我が家の周囲における、ここ何年かの現象だが、蝉の鳴き始める順番
が完全に狂いまくってしまっているようなのだ。

おおよその流れでは、まずもってニイニイゼミが先触れとなって鳴き
始め、それに続いてアブラゼミが賑やかに、そうしてミンミンゼミが
鳴き、ややあって盆のあたりからツクツクボウシが、そうして8月も
下旬を過ぎた頃になってヒグラシのカナカナカナが聴こえてくるので
ある。

その順番も今やなし崩しで、今年などはミンミンゼミがさっさと鳴き
だして、その後にアブラゼミが慌てて鳴きだす始末だった。

今のところは、ニイニイ、ミンミン、アブラに加えて、すっかり定着
したクマゼミがでかい顔をしてシャーシャーとうるさいことである。

こうして、ささやかかもしれないが生態系に変化が生じていることに
長く生きている人間は気がついてしまうことになるのだ。

そりゃあ5年や10年単位でのことだから、深刻にとらえる必要はない
と言う向きもあろうが、温暖化の進行と相まって、自然界の変化には
しかるべく目配せが必要ではないかと、老い先を値踏みしながら、そ
の先の未来へと思いを馳せるのである。

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