テーマ:七十二候

変話§菖蒲華~七十二候~夏至

夏至の次候“菖蒲華(あやめはなさく)”である。 北緯50度に迫ろうかというエリアを旅行しているが、6月か8月に予 定されている年に一度の旅行の時は、このところ猛暑の大当たりなの だ。 当然ながら現地の人間もそのことに気がついていて、彼らが着ている 夏服も、20年前に比べれば、さらにさらにカジュアル度が上がってき てい…
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変話§乃東枯~七十二候~夏至

夏至の初候“乃東枯(なつかれくさかる)”である。 超がつくほど、ヨーロッパの夏至は暗くなるのが遅い。滞在先の日没 は、以前にも書いたように21時20分で、22時になっても何となくだか 明るさが残っている。 冬が暗い分、ヨーロッパの人は夏の時季にせっせと表に出て陽の光を 浴びるのだが、それは長い長い積年の怨みを晴らさんが…
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変話§梅子黄~七十二候~芒種

芒種の末候“梅子黄(うめのみきばむ)”である。 金曜日に羽田を発って3日目である。まだ時差ぼけは残っているが、 レンタカーを運転するのはもう少し先なので、そこは気が楽なのだ。 それにしても相変わらずな乾燥気候である。冗談でも何でもなく、ラ ンチに半リットルほどのビールを呑んでも、一時間しないうちに体内 から水分もアルコ…
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変話§腐草為蛍~七十二候~芒種

芒種の次候“腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)”である。 東南アジアのスポンジに水を含んだような湿気満点の空気の中に生き て“じめじめしている”とか“鬱陶しい”とか愚痴をこぼすと、罰が 当たるよなあと思うのは、ドイツあたりの乾燥気候の洗礼を受けた時 だったりする。 ドイツにニベアが厳然と存在し続けている理由こそが、…
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変話§蟷螂生~七十二候~芒種

芒種の初候“蟷螂生(かまきりしょうず)”である。 梅雨入りと梅雨明けに関して、気象庁の物言いが気に食わない。なぜ “梅雨入りしたとみられる”とか“梅雨明けしたとみられる”などと 持って回った口調で断定を避けてしまうのだろう。 この時期になると、自分なりに梅雨入りと梅雨明けを勝手に“宣言” しているが、もちろん気象上の根…
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変話§麦秋至~七十二候~小満

小満の末候“麦秋至(むぎのときいたる)”である。 小満も末候となった。 年間の麦の生産量が日本国内のベスト10という県で生まれ育ったが、 それにしては麦が実ってという風景を見た記憶がほとんどないのだ。 まあ“田舎の街中の子”だったから、田畑を見ようとしたら、街から 郊外に出なくてはならず、そうそうそこまで出かける機…
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変話§紅花栄~七十二候~小満

小満の次候“紅花栄(べにばなさく)”である。 多摩丘陵は野鳥の種類が多い。耳を澄ますと、様々な鳥の鳴き声が聴 こえてきて、どれがどれだとすべてを判別できないのは残念だが、何 種類かは調べて、これだとわかる鳥も辛うじてある。 まあ、セキレイとかオナガ、ムクドリとかヒヨドリ、一度はホトトギ スの“テッペンカケタカ!”も聴い…
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変話§蚕起食桑~七十二候~小満

小満の初候“蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)”である。 改めて小満の意味を調べてみたら「万物盈満(えいまん)すれば草木枝 葉繁る」ということだった。 文字通り4月の若葉から、葉の緑もいよいよ濃さを増して夏らしい季 節になってきたということだ。 冬の間、葉の落ちた枝の隙間から見えていた、遠くのマンションなど がい…
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変話§竹笋生~七十二候~立夏

立夏の末候“竹笋生(たけのこしょうず)”である。 若葉新緑から、ステージが一段上がったような。少ししっとり落ち着 いた木々の青さかと感じる。我が家周りはすっかり緑の海となった。 気温は夏日を軽々と超えて、エアコンを動かそうかという暑さになっ てきた。既に連休中にフィルターの手入れをして試運転まで済ませて いるので、必要…
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変話§蚯蚓出~七十二候~立夏

立夏の次候“蚯蚓出(みみずいずる)”である。 順調に夏への階段を上がっている。天気はおおよそ上天気といえるだ ろうが、この時期に特有な強い風の吹く日が多い。 洗濯物は午後になれば乾いてくれるのはありがたいが、洗濯物が風に 飛ばされることのないようにと、同居人があれこれ工夫をしている。 もう少しすれば、日々着るものも…
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変話§蛙始鳴~七十二候~立夏

立夏の初候“蛙始鳴(かえるはじめてなく)”である。 世間では十連休が終わりを迎えるようだ。あちこちへせっせと遊んで きた人たちは、今頃どっと疲れが来ているのではないだろうか。 確かに、爽やかな気候に日々が続く今の季節は、人がすすんで外へと 出ていくわけで、時にそのタイミングに出くわすと“人が多いなあ” と思い知らされる…
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変話§牡丹華~七十二候~穀雨

穀雨の末候“牡丹華(ぼたんはなさく)”である。 新緑の皐月五月が始まった。しつこくしつこく何度も書くが、一年の うちで一番に好きな季節である。 若葉は眼に優しいし、気候は少し汗ばみはするものの、ほどほどに空 気も乾燥して爽やかに行動できる時期と言えるだろう。 5月の予定あれこれで書いたことだが、毎年5月上旬から3か…
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変話§霜止出苗~七十二候~穀雨

穀雨の次候“霜止出苗(しもやんでなえいずる)”である。 4月に入った瞬間に、花冷えが何日も続いた。駐車場の車の屋根には 白い霜がびっしりと降りて寒さを物語っていたのだ。我が家から一番 近い府中アメダスの最低気温は、連日1度とか2度とかを記録した。 さすがにちょっと、ここまで冷え込んだ4月の始まりは記憶にない。 41年前…
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変話§葭始生~七十二候~穀雨

穀雨の初候“葭始生(あしはじめてしょうず)”である。 田んぼは雪解け水で満たされ、代掻きが始まるのももう間もなくのこ とだろう。 米作りには多くの水を必要としているから、桜が散り切ったこの時期 に降る雨もまた重要なのだと古の人たちが言い慣わしていて、それが 穀雨ということなのである。 もちろん植物は、雨によって成…
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変話§虹始見~七十二候~清明

清明の末候“虹始見(にじはじめてあらわるる)”である。 尾瀬ヶ原では“白い虹”が見られるという。大学時代の夏休み2年間 を尾瀬ヶ原の山小屋でアルバイトしたが、一度も白い虹を見ることは なかった。たぶんおそらく、中田代あたりでは見られて、下田代では あまり発生しないのではないか。 霧が白い虹を生み出すのだが、霧の水粒は普…
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変話§鴻鴈北~七十二候~清明

清明の次候“鴻鴈北(こうがんかえる)”である。 ぼちぼちツバメが飛来してくる頃だろうか。とはいうものの、気のせ いか我が家の周囲で飛ぶツバメの数は少ないと感じる。 高校まで住んでいた北関東の小都市には、ツバメが飛び交っていたよ うに記憶している。表通りの商店や家の軒下には必ずツバメの巣があ って、飛来してくると、休む暇…
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変話§玄鳥至~七十二候~清明

清明の初候“玄鳥至(つばめきたる)”である。 ここまで来れば“春”である。たまには肌寒い日もあったりするが、 厚い上着に別れを告げても大丈夫になってきた。 この時期、段階的に少しずつ冬物衣料を片付け始めて、夏に向かって “衣替え”となる。それほど厚くないセーターやカーディガンの類は 前述した肌寒い日のために取っておくが…
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変話§雷乃発声~七十二候~春分

春分の末候“雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)”である。 とうとう3月が終わる……一年の四分の一が過ぎてしまった。 一度は書いたかもしれないが、夏が終わって秋から冬へと向かうのは 坂を下っているような感じになる。逆に冬が終わり、春から夏に向か うのは、坂を上っているように感じられる。 冬になるのは、何がなし残…
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変話§桜始開~七十二候~春分

春分の次候“桜始開(さくらはじめてひらく)”である。 桜が咲いた……春や春!である。日によっては寒い時もあるだろうが ここまで来れば春なのだ。 我が家の周囲には桜の木々が多く、桜並木もあれば、用水の両岸に桜 が連なっていたりもする。そうして小高い丘のこんもりとした林の中 に点々と桜が彩りを添えている。 この季節に…
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変話§雀始巣~七十二候~春分

春分の初候“雀始巣(すずめはじめてすくう)”である。 春分を迎えた。昼と夜が同じ12時間ずつになるのが春分だと言われて いるが、実は4日早い17日(赤ライン)がその日にあたっている。 今日(グレーライン)は既に昼のほうが長くなってしまっているのだ。 つまり春分(秋分も)とは、太陽が赤道(0度)に達した日のことであっ …
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変話§菜虫化蝶~七十二候~啓蟄

啓蟄の末候“菜虫化蝶(なむしちょうとなる)”である。 啓蟄も終わり、来週には春分がやって来る。東京では、2月も半ばを 過ぎた頃から急速に暖かさが増してきたように思う。 去年の同じ時期だったら、厚めの上着で外出していたところを、少し だけ軽めの上着でも十分に屋外で活動できるようになってしまった。 去年3月の気温を眺め…
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変話§桃始笑~七十二候~啓蟄

啓蟄の次候“桃始笑(ももはじめてさく)”である。 あと10日で春分である。ここ数年の東京の3月11日の気温を見たが、 見事にバラバラで、最高気温が15度を超えたこともあれば、最低気温 が氷点下まで下がることもあった。 いずれにしても、まだまだ天候と気温の変化は気まぐれということで あるから、ゆめゆめ油断してはいけない。…
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変話§蟄虫啓戸~七十二候~啓蟄

啓蟄の初候“蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)”である。 啓蟄がやって来て、ようやく春めいてきたような心持ちになった気が する。家から見えるコブシの綿帽子も、ずいぶんとふくらんできてい るが、去年コブシが開花したのは3月7日のことで、いつ花開いても おかしくはない。 そして桜も、早ければ春分の日あたりには開花宣言が出さ…
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変話§草木萠動~七十二候~雨水

雨水の末候“草木萠動(そうもくめばえいずる)”である。 ついこの間に新年を寿いだと思ったら、あっという間に2月が終わっ てしまった。今日は弥生三月である。 3月になっても春気分にならない。春分になってもセーターが手離せ ないのは、秋分を過ぎても半袖で活動しているのと表裏で似たような ものではないか。 暑さが落ち着…
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変話§霞始靆~七十二候~雨水

雨水の次候“霞始靆(かすみはじめてたなびく)”である。 雨水とはあるが、少なくとも2月一杯の多摩丘陵は降雪要注意なので ある。 南岸低気圧が通過するようであれば、雪が降るのは必定で、それにし ても、ピンポイントで雪が降るようなコース取りをするものだと感心 してしまう。 つまりは、低気圧の発生に始まって、日本列島周…
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変話§土脉潤起~七十二候~雨水

雨水の初候“土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)”である。 雨水だからといって油断は禁物である。去年や3年前には、東京で雪 が降っている。だから“もうすぐ三月”というのも、安心材料と言う ことは、とてもできないのだ。 せいぜい、気がついたら夜明けが早くなり、夕方の陽が長くなってき たことだろうか。 身に着ける衣…
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変話§魚上氷~七十二候~立春

立春の末候“魚上氷(うおこおりをいずる)”である。 立春も末候となったが、相変わらず寒い。 日の出時刻もずいぶん早くなってくれたおかげで、6時過ぎには明る くなり始めている。 そんな時間に出勤をする人たちは、当然ながらバスに乗って行くわけ だが、誰も彼も少しばかり背中を丸め、白い息を吐きながらバス停に 向かって歩…
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変話§黄鶯なく~七十二候~立春

立春の次候“黄鶯睍睆(うぐいすなく)”である。 太陽が少しずつ高度を増しているようだ。毎週金曜日の夕方16時半過 ぎ、脱原発の国会前抗議行動に向かうべく、最寄駅ホームの同じ場所 に立つと、前の週には直射日光にさらされていたのが、7日間の間に 建物の日陰となったのである。 これが真夏だと、あまりの暑さに太陽…
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変話§東風解凍~七十二候~立春

立春の初候“東風解凍(はるかぜこおりをとく)”である。 あけましておめでとうございます……旧暦の新年ということですね。 そして、この一年の頭文字は“変”で続けます。 この日、日の出は6時39分で日の入は17時11分で、12月初めからする と、ずいぶん日が伸びたと感じられる。 だが、ここまでくれば安心などと思っている…
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継話§鶏始乳~七十二候~大寒

大寒の末候“鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)”である。 七十二候の一年も大寒の末候で終了。次の候が新年となる。 毎年書いていると思うことだが、立春を迎えても春という気分になる わけではない。凍えるような寒さの日々だし、東京に大雪が降るのも 立春を過ぎてからのほうが多かったりするではないか。 それでも新暦の大晦日…
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