テーマ:フランス

巴話§パリ管弦楽団~NHK音楽祭~[上]

パリ管弦楽団日本公演の初日らしい。指揮がパーヴォ・ヤルヴィ、シ ューマンのピアノ協奏曲はダン・タイ・ソンの独奏。個人的にはシュ ーマンがどう響くのかなというNHKホール3階席左上段に座った。 メシアン:忘れられたささげもの シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54 ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』 …
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週話§土曜呟き~コンサートが続く~

先週のマゼール&東京交響楽団に続いて2週連続でオーケストラ演奏 会に出かける。けっこう珍しいことだったりするなあ。先週は1400席 足らずだったが、明日は3倍近い巨大なNHKホールである。 そういえばNHKホールでのフル・オーケストラによるコンサートを 聴くのもずいぶんと久しぶりな気がするのだが……と思って記憶をた どると…
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独話§シルヴィ・ギエム~孤高~

10月30日に東京文化会館で行われた『シルヴィ・ギエム・オン・ステ ージ2011』最終日に行ってきた。 『春の祭典』(東京バレエ団)に始まり、ウィリアム・フォーサイスの 『リアレイ』(ギエム&マッシモ・ムッル)、イリ・キリアンの『パー フェクト・コンセプション』(東京バレエ団)と続き、最後にギエムの ソロで『アジュー』(B…
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週話§日曜呟き~シルヴィ・ギエム~

シルヴィ・ギエムも気がつけば四十代半ばを過ぎていた。パリ・オペ ラ座に在籍していたら、とっくに定年を迎えてしたことになる。 過去をたどり、実際に舞台を見たかどうかをべつにして、およそ考え うる限りで、シルヴィ・ギエムが最高の女性ダンサーの一人であるこ とに異論を挟む人はおるまい。 彼女のステージを最初に見たのは1985…
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悼話§コラ・ヴォケールさん(シャンソン)

1980年のコラ・ヴォケール初来日映像を眼にして驚いたのは独身時代 のことだが、出会い前の同居人もまた同様に驚いていたようで、結婚 したら、二人ともに感動していたということが判明したのである。 いつ来日してくれるかと首を長くして待っていたら、早くも1983年に 来日してくれ、チケットを買って草月ホールへと向かった。 フ…
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悼話§ローラン・プティさん(振付家)

ほぼ同世代のモーリス・ベジャールと並んで、フランスを代表するバ レエ振付家として多くの作品を我々に残してくれた。 ベジャールが哲学的とでもいうような現代ダンスの振付家であるとす るなら、プティのバレエはフランス人らしい小粋なエスプリに満ち満 ちた作品が多かったという記憶である。 初めて観た彼の作品はシュトラウスのオペレ…
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衆話§ポピュラーのコンサートに行く

これまでに、どれほどのポピュラー関係のコンサートに行ったかなと 記憶をたどってみたが、これがまあそれなりに出向いていることに思 い至った。ここ30年ほどの外来アーチストに限って列挙すると……。 サイモン&ガーファンクル、ローリングストーンズ、マンタッハン・ トランスファー。シャンソンはけっこう聴いていて、シャルル・アズ ナ…
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築話§秩序好き?・・・たぶん

パリの市内中心部を俯瞰した写真を見た時に、昔からの建物の高さが 整然と揃っていて、その間を道路が直線的に走っている様子から、ケ ーキが切り分けられて並んでいるところをイメージしたのであった。 こういう整然さは好きである。パリの中心部がそうなのは都市計画が なされたからで、同じ事を日本に求めるのはほとんど不可能である。 …
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舞話§『ボレロ』モーリス・ベジャール

ベジャールが振付けた『ボレロ』の舞台を初めて観たのは1982年のこ とだった。それに先立って『愛と哀しみのボレロ』なる映画でジョル ジュ・ドンが踊っているのを見てはいたりするが。 『エロス・タナトス』という題名の、それまでベジャールが振付けた 作品のアンソロジーで『春の祭典』のフィナーレに始まり『ボレロ』 が最後に踊られた…
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韃話§ルドルフ・ヌレエフ~演出は?~

この前のパリ・オペラ座バレエの来日公演がいつだったのか、調べて みたら2006年4月のこと。 観たのは『白鳥の湖』と『パキータ』で、白鳥については、けっこう 克明に――ご丁寧に3回シリーズで――書いていた。どうしてそんな に克明なのかというと、演出が今回の『シンデレラ』と同じヌレエフ だったからで、それも今回と同じように群…
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灰話§オペラ座バレエ『シンデレラ』(下)

[承前] オレリー・デュポンといったあたりにしても、やはり見た目の色気に 乏しいところがあるように感じられるが、そのあたりは新しい世代の あり様ということなのかどうか。 大掛かりな舞台は、予算がふんだんに使われていたというのがわかる が、森英恵の衣装はインパクトに乏しくて、例えば“四季”の衣装の いかにも“日本的”な…
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灰話§オペラ座バレエ『シンデレラ』(上)

1986年、ルドルフ・ヌレエフが制作した演出による、パリ・オペラ座 バレエ団の『シンデレラ』を観た。 ……ああプロコよプロコフィエフよ、どうしてこんなにも暗い音楽を 『シンデレラ』のために作曲したのだ? これは、ほとんど冗談だが 『ロミオとジュリエット』の音楽と入れ替えても、別に問題はないん じゃないのというくらいではない…
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週話§日曜悠々~オペラ座バレエだ!~

パリ・オペラ座のバレエを観るのは何年ぶりのことになるだろう。 今日の演目は『シンデレラ』である。プロコフィエフの“ど”が付く くらいにどよ~んとした何とも暗い音楽で、そんな音楽に乗ってシン デレラの物語が展開していくのだ。 マニュエル・ルグリも定年でいなくなり、エトワール世代交代の現場 に行くような気がしないでもない。…
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管話§ジャック・イベールのフルート曲

ジャック・イベールのフルート曲で最初に聴いたのは、オーレル・ニ コレ独奏による録音で『フルート・ソロのための小品』と呼ばれてい る曲だった。 これが何というか実にユニークな音楽なのだ。イベールという人の音 楽は自分自身にしてみれば、これ全般ユニークだと感じている。それ で一聴して気に入ったので楽譜を買い込んで挑戦してみたが…
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書話§『堕落する高級ブランド』

読書好きの同居人が薦めてくれた講談社刊『堕落する高級ブランド』 一気に読んだ。とはいっても350ページになんなんとする量だった ので通勤電車で往復3日かかった。作・ダナ・トーマス、翻訳・実川 元子。 ↓原作のカバー装丁 限られたハイクラスの人間達が愛用していた“ブランド”が大衆化し ていく道筋をわかりやすくまとめてあ…
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敢話§特筆すべきツール・ド・フランス

ほとんど情報をピックアップしないまま2009年のツール・ド・フラン スが終わってしまったが、今年は一つのエポックが誕生した。 日本人選手として、別府史之と新城幸也の両名が完走を果たしたので ある。過去何人か出場しているが、いずれも途中棄権をしているので 今回の完走がツール史上初めてのことなのだ。 特にドーピングの問題で…
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週話§気まぐれ週末~おいしいサラダ~

20年近く前に、とあるレストランガイド本の中にあった話。フランス 語とフランス料理に造詣の深い筆者の手によるものなので、信憑性は あると思われる。 その当時、ドイツあたりのサラダ事情が悲惨だったのに比べれば、フ ランスのサラダはちゃんとしているのだ……なる趣旨の文章の中に、 おいしいサラダを作るためには、3人の人間が必要な…
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仏話§フランスの作曲家による交響曲2つ

例によっての天の邪鬼で、コンサートでは聴いているのに家にはない 演奏がしこたまあって、このところ中古ショップに行ってはそのあた りの落穂拾いをしている。 そんな一枚が、2人のフランス人作曲家であるフランクとサン=サー ンス2つの交響曲で、この間見つけたのは何とも都合よく2曲がCD 1枚にカップリングされていて、しかも800…
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輪話§ツール・ド・フランス2008

この日曜日にNHKで総集編を放送していて、ようやく今年の状況を 把握することができた。 ここ何年かテレビで接する機会に恵まれなかった事と、一連のドーピ ングの不祥事が尾を引いていて、そればかりがクローズアップされて いるようで、腰を据えて見ていなかった。 なので、ツールを走る選手が自分にとっては完全に代がわりしていて …
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悼話§レイモン・ルフェーブルさん(作曲家)

ポール・モーリアやパーシー・フェイスなど“イージーリスニング” 系オーケストラが日本で流行していたのは1960年代から70年代のあた りだったか。 ラジオのスイッチを入れれば、その手の音楽が何かしら流れてきたよ うな時期もあったのである。 “毒にも薬にもならない”などというのは明らかな言い過ぎで、聴い ていてリラック…
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悼話§イヴ・サンローランさん(デザイナー)

40年近く前に、我々が知っていたフランスのファッション・デザイナ ーといえば、ピエール・カルダンとかイヴ・サンローランというのが “お約束”のような存在だった。 シャネルなどとは違った商業戦略を持っていたようで、いち早く日本 を席捲していったのが彼らだったような記憶がある。オートクチュー ルやプレタポルテとは別に、ライセン…
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佛話§サルコジさん 核の威嚇使用 などと

そんなことをしたらどうなるのかが、まったくわかっていない御仁の ようである。 ……やはりというか“賢い人”などではないのだなあと嘆息。 勝手な思い込みではあるのだが、フランスのトップ政治家なるものは 政治力もインテリジェンスも胆力も兼ね備えているエリート集団だと いう認識を持っていたのだが、彼のごとくに品性の欠片もない…
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雅話§いかに我が日本を知らしめるか[上]

京都の老舗料亭の若い料理人が、フランスで日本料理のワークショッ プを催したというテレビを見た。魚の捌き方や出汁の取り方といった 日本料理の実際を現地の料理人に提示したのである。 百年前のフランスにおけるジャポニズムが、美術や音楽を中心にした ものからずいぶんと遅れて、料理のジャポニズムがようやく現実のも のになりそうな気配…
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肥話§“フォアグラ”を日本語に直訳すると

知っている人だったら「日本語に直訳しないほうが幸せだと思う」と 言うだろう。要するにフォアグラ(Foie gras)は…… 脂肪肝 という意味なのである。Foieが“肝臓”を意味し、grasが“肥った” で、二つの単語が合わさったものが日本語に直訳されると、こういう 仕儀と相成るのだ。 要するにメタボな内臓をまん…
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塔話§東京タワーの鉄骨構造

東京タワー……1958年の完成だから、来年が50周年ではないか。 先々週、直下のとうふ屋で忘年会をした時に真下まで歩いて見上げた 鉄骨構造の見事な機能美。 と感心して、ふと思ったのは鉄骨の耐用年数だった。どうやら5年に 一度表面塗装の塗り替えをして、それで保たせている要素もあるが、 一般的には50年というのが目安らしい…
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星話§ギド・ミシュラン東京版2008

ミシュランガイド“Le Guide Michelin”東京版が発売された。 格付けが大好きなくせに格付けされることを恐れる日本人が、この本 の評価をどのように受け止めるかが興味深い。色々と裏がありそうな のだが、そういうことの得意な人がいくらでも語ってくれるだろう。 ……格付けされるのが嫌いと書いたが、誰でもいい評価をも…
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旬話§解禁3日目でボジョレー・ヌーヴォー

何だかんだと言いながら、とりあえず呑んでみるのが酒呑みの悲しい 性(さが)なのだ。 で……すいません、ずいぶんとしっかりした味のように思えて、これ じゃあ“普通”っぽくないか? というのが今年の感想。次に呑んだ のがイタリアのテーブルワイン程度の普通赤だったが、しっかりとい うことで比べると、ヌーヴォーの半額ほどのものに負…
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誘話§ツール・ド・フランスの黄昏

レースが始まる前に選手達がドーピングに関する誓約書を提出したと いう話を聞いたが、その効果もなく違反者がでている。 レース中継をやめるテレビ局も出てきた。 ツールのドーピング・チェックの甘さとか対応の遅さがすべての元凶 であるのは間違いなく、1998年にリシャール・ビランクと彼の所属チ ーム全員がドーピング疑惑でレース…
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仏話§政治家の“品格”を考える

遠く離れたヨーロッパの国の大統領が決まった。対立候補に期待して いたというほどではないが、自国民が選択したこととはいえ結果には いささかがっかりしている。 本人には申し訳ないが、はっきり言って下品な御仁としか見えない。 その点では、アメリカの大統領や北朝鮮の首領と似たようなものだと 思える。最初は颯爽としていた英国の首相も…
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悼話§ポール・モーリアさん(作曲家・指揮者)

まだチェンバロという楽器を知らなかった頃に、この楽器の音色を聴 いたのは、ポール・モーリアの『恋は水色』だったのか、サイモン& ガーファンクルの『スカボロー・フェア』だったのか、相前後してい るとは思うがどっちだろう。 マントヴァーニ・オーケストラの滝のようなストリングとかビリー・ ヴォーン楽団、パーシ・フェイスといった“…
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