テーマ:ドレスデン

共話§待降節独墺旅[1]二日遅れて

[承前] ここに至る詳しい経緯は前3話など読んでいただければ、です……。 日本に一人取り残されたこちらも、勇躍ベルリンに向かう日がやって 来た。いわゆる勤続休暇としてのまとまった休みがもらえたので、こ れまでで一番長期、3週間に亘る旅行である。目的地は、ベルリン、 ドレスデンと、それにウィーン。 我が出発日(19…
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伝話§歌舞伎座様~ライブカメラ希望~

日本人は、お上から下々まで、どうも情報を伝えるのが下手な民族で あると思っているが、少しは上向いているものだろうか。 そういえば建設中のスカイツリーはライブカメラがあって、工事の状 況を眺めることができる。同じように歌舞伎座でもネット上に建設の 様子を流してくれるライブカメラを設置してほしいのである。 そうすることだけ…
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奏話§サヴァリッシュのシューマン

先々週だったか、ヴォルフガンク・サヴァリッシュがシュターツカペ レ・ドレスデンを指揮したシューマンのライン交響曲をFMで聴いて びっくりした。 あわててポチっとな!をして、彼とSKDのシューマン交響曲全集を 購入した。しみじみと交響曲第2番『ライン』を聴き直したが、何と いう音楽の推進力だろうと晴れ晴れした気分になったので…
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報話§ティーレマンがドレスデンへ?

クリスティアン・ティーレマンが2012年からシュターツカペレ・ドレ スデンの首席指揮者になるという“こんな報道”であるのだが……。 本当であるならばけっこうな大ニュースではないか。 それはともかく、ティーレマンとドレスデンのオケの相性はどんなも のだろうかと思う。どちらもドイツ音楽の権化みたいなところが色濃 かったりするわ…
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週話§気まぐれ週末~ちょうど一年前は~

ページビューからも世間がお盆休みだということが感じられる。通常 よりもいくぶんかアクセスが少ないのである。 あっという間に一年が経ってしまったが、25泊27日の大夏休み旅行を 敢行したのが去年のこの時期なのだ。この土曜日は到着した翌日で、 ドレスデンでの初日ということになっている。 ↓再建から3年、ようやく教会の真下に…
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追想・若杉弘[Ⅳ]ドレスデン

[承前] 1989年4月、シュターツカペレ・ドレスデンが常任指揮者だった若杉 弘とともに来日公演をしている。 我々が出かけた日は、リヒャルト・シュトラウスの『ドン・ファン』 と『四つの最後の歌』(ソプラノはエディット・マティス)にブラーム スの交響曲第4番が演奏された。 驚いたのはホルンセクションのパワー。当時は…
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奏話§SKDとザンデルリンクのブラームス

思い立って、ザンデルリンクがシュターツカペレ・ドレスデンを指揮 したブラームスの交響曲全集を買った。我が家にはベームとヴァント の全集がある。 他にクライバーの4番だとかハーディングの3、4番で我が家のブラ ームス交響曲のラインナップとなる。 早速に交響曲1番を聴いてみた。おお・・・何というたっぷりとした テンポ…
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響話§これもまたレッテル貼りのひとつ

客の入りこそ残念だったが、今回のドレスデン国立歌劇場管弦楽団の 評判は上々だったと思われる。シュターツカペレ・ドレスデン贔屓と しては少しばかりほっとしてもいる。 旧東独のオーケストラということで、初来日の時期が確か1973年と、 西側のオケに比べてずいぶんと遅かった。その分知名度の上がるスピ ードが遅くなってしまった。そ…
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語話§シュターツカペレ・ドレスデン[川崎]

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ドレスデン)日本 公演の初日を聴くために、寒い雨の降りしきる中を川崎まで。                   【ミューザ川崎 2009.4.25】 ステージにメンバーが揃ったところで始まったチューニングの音色が また何とも美しくて・・・。 ↓2003年6月のゼンパーオパ…
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暴話§続・SKDが演奏する春の祭典

[承前] 聴いているこちらにしても“なんじゃこらぁ”と思いつつ、実は楽し く聴かせてもらった。パワフルな管打楽器とは対象的に、弦楽器組は 自分達本来のスタンスを保って、美しい弦の響きを維持しているが、 そこでイメージしたのは、ベジャールが振り付けた『春の祭典』の中 のたおやかな女性達だったりもする。特に後半に出てくる弦のフ…
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暴話§シュターツカペレ・ドレスデンの春祭

どこで聞いたことなのか忘れてしまったが、オットマール・スウィト ナーがシュターツカペレ・ドレスデンを指揮したストラヴィンスキー 作曲の『春の祭典』が爆演なのだというのだ。 それで“ハルサイ好き”としては一度は聴かねばと思っていたのに、 肝心の録音がなかなか見つからないでいた。それがこの間ようやっと 見つけ出せたのだ。しかも…
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晴話§ドレスデン~他愛ない祭りの催し~

3日間の“ドレスデン祭り”で、人出はけっこうあった。人ごみがあ まり得意ではない我々は、旧市街を何となく避けて通ることになり、 観光旅行という気分が高まることはなかった。 ところで祭りの催しだが、あちこちに簡易舞台が立ち上げられていて そこでライブが行なわれたりするのが主だったものだろうが、中には 写真にあるようにエルベの…
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憬話§このたびの旅[11]ドレスデン最終日

↑やっぱアウグスティナーはうまいわw [承前] ドレスデン最終日の夕食をどこで食べるか、街の散策をしながら二日 目あたりにはに決めていた節がある。 アウグスト橋から新市街に入ると、ベルリンのウンター・デン・リン デンを短くした“中央通り”という並木道がある。その並木が途切れ たところにミュンヘンのアウグスティ…
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憬話§このたびの旅[10]緑の天井

[承前] 緑の天丼ではない“天井”である! 為念。詳しいことは知らないが アウグスト強王あたりが贅を凝らして作らせた、膨大な宝飾品のコレ クションを展示しているのが緑の天井“Grünes Gewölbe”と呼ばれる ギャラリーである。 本当はアルテ・マイスターで数年ぶりにフェルメールと再会しようか …
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憬話§このたびの旅[9]コインランドリー

↑使い方さえ習熟すれば心強い旅の味方になるのだ [承前] ドレスデン滞在最終日の午前中、あらかじめ場所を調べておいた新市 街のコインランドリーに行った。 店の設えに記憶があって、どうも2003年の冬にベルリンで利用した店 の系列店なのである。それなら何とかなるだろうと洗い物を風呂敷に 包んでぽてぽてと歩いてい…
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憬話§このたびの旅[8]ドレスデンでイタ飯

[承前] 散歩からホテルに戻ってきたら、ドレスデン在住で、この数年の間に 順調な仕事ですっかり地歩を確立した女性からメッセージが届いてい た。何でも“早々に日本から戻ってきてしまった”ということで、そ れならば夕食を食べることにしましょうとなった。ありがたいお誘い である。 過去にも何度か行ったことのある、酒…
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憬話§このたびの旅[7]君主の行列

↑左がアウグスト強王ではなかろうかと・・・ [承前] 宮廷教会からフラウエン教会に向かう道の横には“君主の行列”と呼 ばれるマイセン焼の壁画がある。ザクセン歴代の君主を順に並べた壮 観な光景が展開している。 ドレスデン祭り最終日となる日曜日、その君主の行列を人間がやって みせるというので、パレードの沿道では早…
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憬話§このたびの旅[5]フラウエン教会にて

↑フラウエン教会の再建でエルベ河畔に歴史的な風景が甦った [承前] 旅行直前まで、ドレスデンではコンサートの予定を入れてなかった。 もっとも、8月の半ばなどはどこも完全にシーズンオフで、もちろん ゼンパーオパーは夏休みである。最初から期待してはいなかった。 それでも何かないかとネットで探したら、フラウエン教会で…
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憬話§このたびの旅[3]初ビール

[承前] どういった名目なのか知らねども、とにかく金曜から3日間のドレス デン祭(Stadtfest)なのである。 ヤクルトと辛味ヌードル――詳細は次回に――を買って、取りあえず ホテルに戻ろうといつもの市電に乗ったら、これまた路線変更になっ ていて、ツヴィンガー宮殿の裏道に曲がっていってしまった。あわて て次の停留…
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憬話§このたびの旅[2]ドレスデンの初日

[承前] エルベ河、マイン河、ドナウ河、ライン河、レヒ河、イザール河…… 今回の旅行の輪郭となる川である。 ドレスデンを流れるのはエルベ河。 一夜明けてドレスデンは曇り空で肌寒いくらいである。連日の気温が 30度を超える熱暑の東京から飛んできた身には多少寒くても心地よく 感じられ、避暑地にいるような気分を味わって…
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楽話§シュターツカペレ・ドレスデン450年

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団(SKD)創立450周年記念コンサー トが再放送されていた。1998年9月、会場はゼンパーオパー。指揮は 2001年、指揮中にオケピットで死んだジュゼッペ・シノポリ。 ドレスデンの初訪問が期せずして創立450年の12月で、3か月の差 でこのコンサートには行けなかったのは無理からぬこととはいえ少し …
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音話§ゼンパーオパー『タンホイザー』[下]

《承前》 二幕の歌合戦では、タンホイザーと騎士達が少しオーバーとでもいえ る表現づけの歌い方をしていたが、この演出ならば別段おかしくもな くて、特に原理主義ガチガチのビテロルフとのやり取りは際立ってい たと思う。 コンヴィチュニー演出の大きな眼目はといえば、ヴォルフラムをより 重要な存在として浮かび上がらせたことだろ…
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音話§ゼンパーオパー『タンホイザー』[中]

《承前》 コンヴィチュニーに弄ばれた“曖昧な境界”というのが、ドレスデン の『タンホイザー』を観終わっての感想である。 彼が演出したいくつかのオペラの上演では「オペラの主人公などこの 程度のものだ」とばかりに、高貴なところから引きずりおろして素の 人間性を見せつけようようとする。ただ、それも“またか”と思って しまう…
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音話§ゼンパーオパー『タンホイザー』[上]

土曜日にドレスデン国立歌劇場の『タンホイザー』を観てきた。演出 は、いまだ相性の悪いコンヴィチュニー。 ファビオ・ルイジから準・メルクルに代わった指揮。一幕はいささか ノリが悪いままだったが、二幕以降は持ち直してきたという印象。そ ういうこととは関係なく、オーケストラの音色、特に弦楽器の音色の 引き出しの多さには驚嘆させら…
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出話§今日はオペラだ!~ドレスデン~

15時開演、ゼンパーオパーの『タンホイザー』に行く。 演出は、3回目だったかと記憶しているコンヴィチュニーによる舞台 だが、これまで2回接した実演では、相性のよさを感じていないので 心配である。 観てのあれこれはこちらから。これが今年のオペラ納めになる。 《オペラのトピックス一覧》
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音話§シュターツカペレ・ドレスデンを聴く

ひょんなことでチケットが手に入ったので、月曜日のサントリーホー ルの公演に行ってきた。2007年のサントリーホールは、今年初めてで 最後。 プログラムはマーラーの交響曲第2番『復活』一曲である。 この曲を実演で聴くのは1996年のアバド&ベルリンフィルと1999年の ラトル&ウィーンフィル以来である。それ以前にも一度在…
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鼓話§長いことティンパニを……[下]

ペーター・ゾンダーマンはドレスデン・シュターツカペレのティンパ ニ奏者で、N響のティンパニ奏者のM氏がドイツに留学したのと“交 換”でN響に客演していたと聞いている。 何と言ったらいいのだろう。つまり、この日のチャイコフスキー交響 曲第5番は、サヴァリッシュとゾンダーマンの対峙のように見えたの だった。 2階席の左か…
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再話§ドレスデン・フラウエン教会の再建

昨日、ドレスデンのフラウエン(聖母)教会が60年ぶりに再建 され記念行事が行われた。 1945年の2月、連合軍の無差別爆撃によってドレスデンは街 の大半が破壊された。街の象徴であったフラウエン教会も、 ほとんど原型をとどめずに破壊され、社会主義政権時代には 瓦礫が“象徴”として積み上げられていただけだった。 …
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音話§シュターツカペレ・ドレスデンの音色

いわゆる、ドイツ・オーストリア系のオーケストラの音色が 好きであるのだが、この10年で好みの順番をつけてみると、 ドレスデンが最上位に来てしまう。 このオーケストラ、やたらと歴史が古くて創立が1548年とい うのだが、その後ウェーバーやワーグナーが指揮をしたり、 最近はハイティンクが音楽監督を務めていたりもした。 定…
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旅話§ドイツで市電に乗る…ドレスデンの4

ドレスデンの最後に、美術館を一つ。ツヴィンガー宮殿には いくつかの美術館、博物館、宝物館があるが、国立絵画館と 呼ばれる“Gemäldegalerie Alte Meister”のコレクションは よくぞ集め得たものだと感嘆する。 有名さで言うとラファエルの『マドンナ』というこ…
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